赤ちゃんとお母さんのためのマイナス1歳からの虫歯予防

生まれてくる赤ちゃんとお母さんの健康をサポートするために、当院ではマイナス1歳からの予防歯科外来を行っております。

妊娠するとお口の中にも変化が現れます

妊娠するとエストロゲン(女性ホルモン)の増加などにより、歯周病になりやすくなります。歯周病が悪化すると早産・低体重児出産のリスクが高まります。また、つわりのために歯磨きが不十分になったり、食生活の変化により虫歯も増えやすくなります。

乳歯の形成は胎生期7週目から始まりますので、乳幼児の健康な口腔を確保するために、当院ではマイナス1歳(妊娠中)からの、お母さんの口腔管理を含む生活習慣ケアをおすすめしています。

お子さんのお口の健康を守るために

お子さんのお口の健康を守るためには、周りの大人との関わり方が大切です。赤ちゃんは親との多くのスキンシップのもと、愛情豊かに育ちます。親から子への虫歯菌の感染を気にする余り、親子の関わりを希薄にしてしまうのも本末転倒かもしれません。そのためにもお子さんだけでなく、親御さんのお口も健康であることがとても重要であると考えます。

出産後は、なかなか通院しづらくなることもありますので、安定期(16週~)に歯科治療をすませておくことをおすすめします。産科に通うのと同じように歯科にも定期的に通っていただくことが大切です。

妊娠中のエックス線撮影について

当院では、基本的に妊婦さんに対してエックス線撮影は行わない方針です。

とはいえ、エックス線撮影から得られる情報によってより正しい診断、治療を行うことができるのも確かです。妊婦さんに対しては、どうしてもエックス線撮影が必要な場合、その必要性を充分に説明し、納得していただいた上で、必要最小限のエックス線撮影を行う場合もあります。

歯科用のエックス線撮影は、基本的に首から上の部分や確認の必要な歯のみの撮影になるので、腹部からも離れており、お腹の中の赤ちゃんにはほとんど影響はありません。さらに、撮影するときは鉛の防護エプロンをつけて放射線から守ります。

ご来院時のお願い

母子手帳をご提示ください。
産婦人科医から歯科治療・薬に関して注意を受けていることがあればお伝え下さい。

お気軽にお問い合わせください。045-482-5521受付時間 9:00-13:00 / 14:30-18:30 [ 木・日・祝日除く ]

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